ツノガエルの水抜き:ツノガエル飼育用テラリウムの水抜き
ツノガエルの水抜きってなんだ??? と思ったかた。 すみません!
ツノガエル飼育用テラリウムの水抜きです。
水抜き
グラステラリウム3030にテラリウムレイアウトでツノガエルを飼育しています。
テラリウムの植物や苔のためにミスティングシステムを使っています。
毎日定期的に自動でミスティングするので、飼育ケースの底に水が溜まります。
この水を抜く方法をご紹介します。
- 必要な道具
- やりかた
- 頻度
- サイホンの原理について
必要な道具
グラステラリウム3030はケースに排水ドレインがついていません。
グラステラリウム ドレイン 4545のように排水ドレインがついているケースもあります。このようなケースを使っていればドレインから簡単に水を排出できます。
グラステラリウム3030のように排水ドレインが無い場合は少し工夫が必要です。
今回ご紹介する方法で、排水ドレインがついていなくても簡単に水を抜くことができます。
必要な道具はこれだけです。
- エアチューブ
- エアストーン
- エアコック
- スポイト
どれも安価なもので十分です。ネット、ペットショップ、ホームセンターなどで購入できます。
エアチューブの片側にエアストーンを取り付けます。ゴミの吸い込み防止用です。
エアチューブのもう一方にはエアコックを取り付けます。エアコックの先にも少しエアチューブをつけておきます。
エアストーンをケースの底に仕込みます。こんな感じです。
グラステラリウム3030は上面の後ろ側からチューブを出すことができます。
これだけで設置は完了です。
やりかた
エアコックの先端をケース底面より下に出しておいてください。
エアコックは通常閉じておき、水抜きのときだけ開きます。
エアコックを開いたら先端から空気を吸ってください。
最初に少し吸って水が出始めれば、あとはサイホンの原理でなにもしなくても全部吸い出されます。
エアコックの先端を口で吸ってもよいのですが、衛生面から少し抵抗がありますよね。
エアコックの先端から空気を吸うときには、スポイトを使うとよいです。
こんな感じでスポイトの先端をエアチューブに差し込みます。
エアコックの先に少しだけエアチューブをつけておいたのは、スポイトの先端をエアチューブに差し込みやすくするためでした。
スポイトで吸ってこのように水が出始めれば、あとはなにもしなくても大丈夫です。放っておけば全て排水されます。
こんなスポイトを使っています。
頻度
ケースの底に水が溜まっている状態はあまり良くないので、念のため毎日水抜きするようにしています。
我が家のミスティング量であれば1日ではあまり水は溜まりません。ミスティング量次第ですが、我が家の場合は3日に1回くらいの頻度でも問題なさそうです。
サイホンの原理について
熱帯魚を飼っているかたにはおなじみだと思いますが、簡単にご説明しておきます。
水の入ったバケツがあるとします。ホースに水を満たして水がこぼれないように両端を指でふさいでおきます。片側をバケツの水中に入れ、もう一方を外側の低い位置にして指を離します。 そうするとホースを通してバケツの水が流れ出て行きます。ホースの中間が水面より高い位置に出ていても大丈夫です。バケツの水面とホースの出口に高さの差があることがポイントです。水面が高く、ホース出口が低ければ、低い方へ水が流れ続けます。
おまけ
ベルツノガエルのゴロちゃん。かくれんぼ?
ペパーミントクランウェルツノガエルのぺパちゃん。手が出てますよ。
まとめ
ツノガエル飼育ケースに使っているグラステラリウム3030から水を抜く方法をご紹介しました。私はミスティングシステムで定期的にミスティングしているので、飼育ケースの底に水が溜まってきます。毎日水を抜くようにしています。
今回の記事がご参考になれば幸いです。
かわいいツノガエルが元気に暮らせますように!
ではではー
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