ツノガエルの飼育(2)

ツノガエルの飼い方:はじめての飼育管理(2)

ツノガエルをはじめて飼う際には、まずは前回の記事でご説明した水に気をつけてあげてください。水に加えて、温度と光も大切な要素になりますので、ご説明します。

目次

飼育管理 - 温度と光 –

ツノガエルの飼育を始める際に、水以外に大切な要素が2つあります。

  1. 温度

それぞれのポイントをご説明します。

温度

ツノガエルに適した温度は22℃から28℃くらいです。だいたい人間が快適と感じる気温であれば問題無いです。あまり外気温と大きな差があるのは良くないです。冬に暖房で30℃とか、夏に冷房で20℃とか、あまりないと思いますが、これでは人間も体調を崩してしまいますよね。

夏の昼間の暑い時間帯には人間が快適な程度にエアコンをかけていれば問題ないです。夜は少し気温が下がりますので、就寝時にエアコンを切っても大丈夫だと思います。(住む地域によって違うと思います。私は神奈川県在住です)

気をつけるのは冬です。昼間は人間が快適な程度に暖房していれば問題ないです。夜になって就寝時に暖房を切ると冷え込みますので、夜間は爬虫類用パネルヒーターを準備して、飼育ケースをパネルヒーターの上に置くのが良いです。なお、特に夜間の気温が大きく下がる場合、飼育ケース底面だけがパネルヒーターで暖まり、ケースの周囲が冷たくなってしまうようであれば、飼育ケースを一回り大きいプラケースに入れて二重にすると良いと思います。私は、現在は植物用ヒーターで飼育ケースを置いた棚全体を暖めていますが、最初は爬虫類用パネルヒーターを使用していました。パネルヒーターが準備できない場合、光熱費が気になりますが、暖房をつけっ放しにするという方法もありますね。

温度調整については、住んでいる地域、ツノガエルの飼育ケースをどんな場所に置くのかなど、環境により様々な方法が考えられますので、いろいろと工夫してみてください。

熱帯魚用のヒーターを使う方法もありますが、ウールマットの高さ程度の水深だとヒーターが露出してしまったり、カエルがヒーターに触ってしまう危険があるので、これはあまりおすすめしません。

ツノガエルは、自生地ではうっそうと植物が生い茂った森の中で土に潜って獲物を待ち伏せしているようです。長時間直射日光があたるような場所にはいないので、特別に強い光は不要です。ただ若干紫外線に当たることは、骨格の形成や生育に有効なようです。

プラケースで飼育している場合、光はツノガエルを観察できる程度の適当な光量のライトをつけてあげれば問題ないと思います。

テラリウムで飼う場合には、苔や植物が生育できる程度の光が必要です。私は熱帯魚用の照明を使っています。特別に強力な物ではなく、苔や植物の育成に必要な、ほどほどの強さのライトを使用しています。ライトはタイマーで自動的にON/OFFさせています。このあたりは追って書いて行こうと思います。

まとめ

子ガエルを購入したら、最初はプラケース+ウールマットで大丈夫です。前回の記事で書いた水のほかに、今回の記事を参考にして温度と光についても気をつけてあげましょう。

かわいい子ガエルが元気に暮らせますように!

ではではー

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