ツノガエルの保温:ツノガエルの飼育ケースを保温する方法
グラステラリウム3030にテラリウム(風)レイアウトでツノガエルを飼育しています。
ツノガエルの適温は22℃から28℃くらいです。寒い時期には保温が必要です。
保温器具
ツノガエルの飼育ケースを保温する方法はいくつかあります。
- 植物用パネルヒーター
- 爬虫類用パネルヒーター
- エアコン
- その他
私は植物用パネルヒーターと爬虫類用パネルヒーターとエアコンを併用して保温しています。
植物用パネルヒーター
昭和精機工業さんの[ パネルヒーター SPZ-200]、[ サーモスタット ZY-6A]という製品を使っています。本来は植物を育てる小型温室用のヒーターです。小さな温室用に購入したものですが、温室には使わなくなったのでツノガエル用に転用しました。かなり強力に暖まります。サーモスタットで温度設定ができます。
このようにクランウェルツノガエルの居るグラステラリウム3030の右に植物用パネルヒーターを置いています。この上段の棚にもうひとつ、ベルツノガエルの居るグラステラリウム3030を置いています。植物用パネルヒーターは1個で、両方まとめて暖房できています。
上段のベルツノガエルの居るグラステラリウム3030の右にサーモスタットを設置しています。22℃以上をキープできるように設定しています。
飼育ケースを触ってみると、寒い日でも暖かいです。
飼育ケースの近くに設置した温度計もいつも22℃以上を指しています。
パネルヒーターがONしている間は、パネルがかなり暖かくなりますので、自然に空気の対流がおきて全体に暖まっているようです。最近、もう少し空気の流れを作ってあげた方が良い気がしています。今後ファンを追加してみようと思っています。追加したらまたご報告します。
夜間は棚の前に薄いビニールシートをたらしています。これによりグラステラリウム3030が壁と棚板とビニールシートで囲われるようになり、より保温性があがります。このとき密閉状態にはならないのですが、空気の流れはかなり悪くなっているはずなので、この点でもファンを追加した方が良いかなと思っています。
爬虫類用パネルヒーター
ビバリアさんの[マルチパネルヒーター 14W シート型ヒーター]という製品を使っています。
グラステラリウム3030の前はナノキューブを使っていました。そのときに購入したものです。
このようにグラステラリウム3030の下に入れています。
ダイヤルで温度設定の調整ができるようになっているのですが、このダイヤル調整が微妙です。約23℃くらいを狙って設定しています。
ONすると赤いランプがつくのですが、このヒーターがONになっていることはほとんどありません。植物用パネルヒーターでほぼ保温できていて、こちらは補助といった状態です。
エアコン
リビングに飼育ケースを置いているので、昼間はだいたい人間が快適な温度になるようエアコンをつけています。ツノガエルにとっても快適な温度になっています。昼間はパネルヒーターがONになることはほとんどありません。
夜間も電気代を気にしなければヒーターを設置せずにエアコンつけっ放しでもよいのですが、さすがに電気代が気になります。飼育を始めたばかりのかたで、ヒーターを準備するまでの間に寒くなってしまったときはエアコン活用でしのぎましょう。
その他
最初はプラケースで飼育スタートすることが多いと思うのですが、その場合は爬虫類用パネルヒーターの上にプラケースを置いてあげるのがよいと思います。
プラケース飼育の場合は、水を張るので熱帯魚用のヒーターを使おうと考えるかたがいるかもしれません。しかし、水位によってはヒーターが露出する可能性や、ツノガエルが触れてしまう危険があり、おすすめしません。
まとめ
グラステラリウム3030で作成したツノガエル飼育ケースについて、保温方法をご紹介しました。私は植物用パネルヒーターと爬虫類用パネルヒーターとエアコンを併用して保温しています。
今回の記事がご参考になれば幸いです。
かわいいツノガエルが元気に暮らせますように!
ではではー
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