我が家にはツノガエル飼育用テラリウムが2つあります。
それぞれベルツノガエルとクランウェルツノガエルが住んでいます。
今回はベルツノガエル飼育用テラリウムの植物たちについて、それぞれの特徴と育成ポイントをご紹介します。
テラリウムに使っているのは育てやすい植物ばかりです。
ツノガエルをテラリウムで飼う場合、底床まで苔や植物で覆われた本格的なテラリウムは無理だと考えてください。
底床はツノガエルが動いたり潜ったりするので、植物は植えずにツノガエルのためにソイルなどを全面に敷きつめておきましょう。
底床に丁寧に苔や植物を植えてもツノガエルにすぐ壊されてしまいます。
植物はコルク板や流木に着け、ケース内を取り囲むように側面と背面に配置して景観を作るのがおすすめです。
テラリウムを大掃除したときの記事があります。
植物の配置がよくわかりますので、ぜひ読んでください。
テラリウムの植物たち
ベゴニア
ベゴニアは美しい葉っぱが魅力的な植物です。
ベゴニアは種類が非常に多く、野生種は約2,000種、園芸種は約15,000種もあるそうです。
テラリウムにおすすめなのは根茎性ベゴニア(レックスベゴニア)という種類です。
空中湿度を好み、直射日光が必要ありません。
葉に特徴があり、渦巻き葉、切れ込みのある葉、紫色の葉、メタリックやベルベットのような葉などがあり、葉を楽しむベゴニアです。
テラリウムには、なるべく小型のものを選ぶと良いです。
少し大きな園芸店に行けば購入できますし、ネットでも購入できます。
成長が早いので、我が家のテラリウムではすぐにケースの天板についてしまいました。
育てやすくおすすめです。
いつか、もっと高さのあるケースにしたいです・・・
アヌビアスナナ
アヌビアスナナは、アクアリウムでよく使われる植物です。
アクアリウムの場合は完全に水中での育成となりますが、地上でも育成できます。
緑の葉が美しく、小型のものや斑入りのものなど種類もいくつかあります。
とても丈夫で、湿度を保てればほとんど枯れることはないと思います。
根をどんどん伸ばして、流木やコルクに着生します。
強い光は不要ですが、成長は遅いです。
アクアリウムだけでなくテラリウムにも使いやすい植物です。
育てやすくおすすめです。
ジュエルオーキッド
ジュエルオーキッドは洋ランの仲間ですが、葉を楽しむ地生ランです。
宝石(ジュエル)のように葉が輝く蘭(オーキッド)という意味だそうです。
ジュエルオーキッドの葉は、ビロードのような質感で、光輝く糸で刺しゅうされたような美しい葉脈が特徴です。
光に反射して葉がキラキラと光り輝きます。
湿度を好み、強い光は必要ありません。
テラリウムで育てやすく、おすすめです。
生長はあまり早くないですが、環境になじめば子株がたくさん出てきますので、株分けして増やすことができます。
園芸店やネットで購入できます。
我が家では小さなポットを1つ購入しただけですが、2年ほどでどんどん増え、テラリウムや鉢植えなどあちこちに植えています。
水苔だけで育成できます。
ウィローモス
ウィローモスはアクアリウムでよく使われる水生苔です。
アクアリウムの場合は完全に水中での育成となりますが、地上でも育成できます。
ウィローモス、南米ウィローモスなど、他にも何種類かありますが入手しやすいのはこの2種類です。
アクアリウムでよく使われるので、熱帯魚を扱っているお店やネットで購入できます。
この写真はウィローモス
こちらは南米ウィローモス。成長すると先端が三角形になってきます。
ウィローモスは物に着生する性質がある着生植物です。
自然では清流の中や水辺の岩などに着生しています。
湿度を好み、乾燥には弱いです。
湿度を保てれば丈夫で、成長も早いです。
適度にトリミングしないと、どんどんモサモサに茂って行きます。
まとめ
ベルツノガエル飼育テラリウムの植物たちをご紹介しました。
これらの植物は、テラリウムで育てやすく、ツノガエルを飼育しているテラリウムにもおすすめの植物たちです。
緑の美しさと癒しを取り入れることができますので、ぜひテラリウムを作り、これらの魅力的な植物を育ててみてください。
今回の記事がご参考になれば幸いです。
かわいいツノガエルが元気に暮らせますように!
ではではー
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